お布団選びのポイント
寝具は私たちの休息をサポートするアイテム。住環境・生活スタイル・お好みに合わせてお選びください。 質の良い睡眠で、明日の自分、数年後の自分に投資を。 ここでは基本寝具の選び方の目安をご紹介します。
掛け布団
掛け布団には、羽毛布団、羊毛掛け布団、合繊掛け布団、綿混掛け布団等があります。
それぞれ素材や詰め物量によって、保温力や機能性が変わってきます。
羽毛布団について
最近主流となってきた羽毛布団。
ダウン50%以上のお布団を羽毛布団と呼びます。
1. ダウン:保温力を決める重要要素。
~ダウンパワー(DP)×詰め物量が暖かさを左右します。~
より膨らむ力、空気を含む力が高いダウンの方が保温性が高くなります。 適切な詰め物量を使用することで快適な暖かさに。
・DP350以下:お手頃クラス。冬でもお部屋が暖かい方にも。
・DP350~DP380:一定以上の暖かさ。
・DP390~DP410:寒がりの方におすすめ
・DP420以上:文句なし。贅沢クラスの保温力。
2. キルト:暖かさに機能性をプラス。
~キルトは羽毛布団をマス状に仕切っている部分になります。~
衿元と足元に膨らみを保持できるよう工夫したキルトや保温力を逃がさない工夫をしたキルトなど。
暖かさを最大限に活かせるよう機能性をプラスする役割がキルトになります。
3. 生地:使用感や快適さをプラス。
~ダウンを包んでいる側生地部分になります。~
より膨らむ力、空気を含む力が高いダウンの方が保温性が高くなります。 適切な詰め物量を使用することで快適な暖かさに。
側生地の素材には、綿100%生地、綿とポリエステルを使った綿混生地、ポリエステル100%生地などがあります。
ふとんタウンでは綿100%生地、綿混生地の羽毛布団が主流。綿100%生地は吸湿性の良さが特長。
春秋にもムレ感がすくなく快適にお使いいただけます。綿混生地は軽量性がポイント。
ダウンへの負荷を軽減し総重量も抑えます。
掛け布団の種類
季節に応じた使い分けで心地よく。
掛け布団の種類は、詰め物量によって分かれています。
冬は詰め物量が多く厚みもあり、夏は詰め物量が少なく薄いタイプになります。
1. 冬用掛け布団
冬を主として春秋にもお使いいただけます。
2. 合掛け布団/合布団
春秋にお使い頂けます。冬用よりも詰め物量を少なくしています。
3. 肌掛け布団/肌布団
夏にお使い頂ける薄手の布団。重ね用とすれば年中活躍します。
4. 2枚合せタイプ
合掛け布団と肌掛け布団を重ねて使うタイプ。
別々でのご使用も可能なので1年中、季節に合わせた使い分けができます。
掛け布団の素材
素材によって特長や弱点があります。
お好みやご予算に応じてお選びください。
1. 羽毛掛け布団
~ふわふわ感はイチバン!人気の羽毛ふとん。~
近年主流となってきた羽毛布団。
保温性に優れた素材になるため、軽く暖かくお休みになりたい方にぴったりです。
羽毛の種類の大別は上記を参照ください。
2. 羊毛掛け布団
~ムレ感のない爽やかな使い心地がポイント!~
ウールは吸放湿・弾力性に優れた素材。
夏はからっと冬は暖かくお使いいただけます。
保温性にも優れた素材ですが、比重での保温性は羽毛布団に劣ります。
羽毛の臭いが苦手な方にも。
3. 綿わた掛け布団
~お日様のニオイ…。ほっこり心地よいコットン。~
昔ながらの綿わた掛け布団。
コットンは吸湿性に優れた素材で、天日干し後の心地よさは格別。
放湿性は劣る為、お手入れは天日干しになります。
重い、などの理由から最近では取扱い数が少なくなりましたが根強くご要望のある商品です。
4. 合繊布団/ポリエステル布団
~ふわふわ軽量。多種多用なポリエステル。~
ポリエステルは、ワタ切れを起こしにくく速乾性があるため、
洗えるお布団やアレルギー対策用のお布団に用いられる事が多い素材です。
安価なものから高機能な素材まで様々あり、肌触りに特化したもの、速乾性に特化したもの、ほこりが出にくいものなど、
それぞれに特長がある為、用途によってお選び頂けます。
5. 真綿/シルク布団
~繊維の女王と呼ばれるシルク。~
吸放湿に優れ、軽く暖かで肌にやさしい素材。
高価な商品がほとんどですが、その心地よさから根強く人気のある商品です。
敷き布団
季節を問わず毎日使用する敷き布団。
しっかりと体を支えることで、日中の疲れを癒してくれます。
フロア用敷き布団
中芯素材や構造によって、その寝心地はさまざま。
体型、用途、お好みなどからお選びください。
ここではフロアに1枚でお使いいただけるタイプをご紹介。
中芯や厚みがしっかりしているのがこちらのタイプになります。
1. 羊毛混敷き布団 ・・・主流の敷き布団。機能性や品質でランクはさまざま
羊毛ワタとポリエステルわたを使った敷き布団。表面部分に羊毛素材、中芯部分にポリエステルを使用しているタイプが多いです。 中芯の特長によって、寝心地が左右されるといっても過言ではなく、へたりにくさを重視したタイプもあれば、
フローリングの上でも、ボリュームがありしっかり感のある寝心地のものあります。
中芯にウレタンを使用して、軽量化をしているものも。
羊毛は吸放湿と弾力性に優れているため、優秀素材として用いられています。
2. 健康敷き布団 ・・・人気上昇中!健康敷き布団
素材のほとんどがウレタンフォームです。
表面の形状や構造による、高い体圧分散効果が特長。
ムアツ布団やエアーはこちらのタイプになります。
ふとんタウンオリジナル商品のビセイも人気上昇中。
透湿性が高く湿気が敷き布団にこもりにくい為、接地面の湿気対策は必要ですが、干す必要がない為お手入れがラクチンです。
3. 綿わた敷き布団 ・・・重い!でも干した後の心地よさは別格
綿(コットン)わたを使用した敷き布団。
昔ながらの綿ふとんです。重い所が弱点ですが、天日干し後の心地よさはピカイチ。
コットンは吸湿性に優れていますが、放湿性に欠けるためお布団干しは必要になってきます。
4. 合繊敷き布団 ・・・お手頃価格の商品が多く、軽さがポイント。
巻わた部分にも、中芯部分にもポリエステル素材を使用したタイプ。
ポリエステルの種類は多種あります。機能性を重視した高機能ポリエステル素材から、
価格に特化したものまで様々ある為、素材によっても価格帯や寝心地は変わってきます。
アレルギー対策用の敷き布団として用いられることも多いです。
毛布/ケット
冬には+1枚として暖かく。
調節用寝具として使いやすいのが毛布ケット類になります。
寒い季節に暖かさをプラスする毛布。
アクリル毛布・ポリエステル毛布などの化学繊維素材の毛布から、
コットンやウールなど天然素材を使った毛布まで。
一般的に化学繊維の毛布や吸湿性が少なく静電気が起きやすいですが、肌ざわりが多彩です。
天然素材の毛布は吸湿性があり、すべりにくいタイプが多い為、羽毛布団との併用に向いています。
1. アクリル毛布
~なめらかタッチが楽しめる。対応年数の長さも魅力。~
アクリル毛布は、弾力性があるため繊維が倒れにくく、長持ち。
表面の仕上げ加工や使用する糸によって、肌ざわりが大きく変わってきます。
国産のアクリル毛布は仕上げが丁寧で肌触りのなめらかさが魅力。
2.ポリエステル毛布
~軽さと独特のやわらかタッチがポイントです。~
繊維が細く軽い毛布が多いです。
モコモコ感のあるシープ調毛布や、
ずっと触っていたくなるようなやわらかな肌触りのものまで、
仕上げによってさまざまあります。
3. 綿毛布
~コットンだから、年中活躍。~
吸湿性に優れた素材ですから、1年を通して活躍できます。
アクリル毛布やポリエステル毛布のような、ふわふわっとした厚みはありませんが、
冬には羽毛布団のインナーケットとして使うと、カラッとした心地よい暖かさでお使いいただけます。
お布団とのズレも少ない為、羽毛布団のインナーケットに適した毛布といえます。
春~秋は、1枚で使ったり、肌布団と併せたり。
お手入れもしやすく、とても便利な天然素材の毛布です。
4. ウール・キャメル・カシミヤ等
~ワンランク上をお求めの方に。~
吸放湿に優れた素材。
仕上げや加工によって風合いはさまざまですが、織毛布が主流です。
アクリル毛布のような厚みはありませんが、綿(コットン)わたを使用した敷き布団。
昔ながらの綿ふとんです。重い所が弱点ですが、天日干し後の心地よさはピカイチ。
コットンは吸湿性に優れていますが、放湿性に欠けるためお布団干しは必要になってきます。
夏に1枚で、調節用寝具としても重宝。
夏用のケットは吸湿性のあるアイテムがほとんどですから、
春秋冬には重ね用としてもお使いいただけます。
1. タオルケット
~ふわふわタッチからサラサラタッチまで。~
すっかりブランドとして定着した、今治タオルなど、
ボリューム感があってふわふわタッチのものから、 撚りの強い糸で織り上げた、
さっぱり感のあるものまで。
綿素材ですから、夏には1枚で、以外の季節は調節用寝具として1年中使えます。
冬にタオルケット?と思われる方も多いですが、 羽毛布団のインナーケットとしても暖かく、
天然素材ならでは肌への優しさが魅力です。
2.ガーゼケット
~肌への優しさとさっぱり感が魅力です。~
ガーゼを何枚かに重ねて仕上げたケット。
軽くサラッとした心地よさがポイント。
毛羽がないため、タオルケットに比べるとほこりが出にくいのも特長。
コットン100%素材が主流で素肌にもやさしい商品。
ご不明な点は…
電話:0800-200-3658
メール:ask@futontown.co.jp